しびれの原因はどこから?


神経が締めつけられる原因へのアプローチ

しびれが出ている部位を揉みほぐすだけでは症状は改善しません。

しびれがどこから生じているのか。
神経が首を締められる部位は解剖学的に決まっています。

また、なぜ絞扼が生じてしまったのか。
その原因から改善を考えることが必要です。

スマホ用

しびれの原因はどこから?


神経が締めつけられる原因へのアプローチ

しびれが出ている部位を揉みほぐすだけでは症状は改善しません。

しびれがどこから生じているのか。
神経が締めつけられる部位は解剖学的に決まっています。

また、なぜ絞扼が生じてしまったのか。その原因から改善することが必要です。

こんにちは!

東京・恵比寿のスポーツ整体「ATサロン」トレーナーの中原です。

スポーツマッサージなどの徒手療法に加えて、リハビリとしての運動療法、スポーツの場合にはトレーニングまで提供することで症状の早期改善と再発防止のお手伝いをしています。

今回は多くの方が悩む、痛みや痺れなどの神経症状について解説したいと思います。

神経症状は一度症状が起きると改善までに時間が掛かり、また、その改善までの期間も様々なために、どんな対応が適切か見極めるのが難しい病態です。

治療院や接骨院でマッサージや骨盤矯正を受けても、症状が改善に向かっているか感じることが出来ないという方も多いかと思います。

多くの方が悩む神経障害の分類や原因をご紹介していきます。

こんな症状でお困りではないでしょうか?

  • 時々、手の痺れや、感覚の違和感、力の入り辛さを感じることがある
  • 長時間座っていたり、同じ姿勢が続くとお尻や太ももに痺れを感じることがある
  • 投球時に手の痺れや、冷たい感覚、力の入り辛さを感じることがある
  • スポーツ動作を続けるとお尻の痛みや痺れを感じる
  • 手や足の痺れがあるが、どこで治療を受けたら良いか分からない

などなど。

痺れなどの神経症状は治らないものだと諦めている方も多いのでは無いでしょうか?

神経の修復は骨や筋肉よりも時間が必要ですし、神経の損傷の仕方によっては治らない場合もあるのが実際です。

だからこそ、症状を適切に見極めた対応が重要になります。

スポーツ整体 ATサロン恵比寿ではその原因を評価して施術にあたっていきます。

以下で、神経症状が生じる原因を考えていきましょう。

神経障害が起きる理由

まず、神経症状とは、しびれや感覚異常、運動機能障害などが神経の損傷によって生じることを表します。

なぜ神経症状が生じるのでしょうか?

それは、カラダの中を通る神経が、ヘルニアなどの突出や筋肉の硬さなどにより、特定の部位で締めつけられる状況となるためです。

多くの場合は、締めつけられた部位からカラダの末端にかけて一時的に神経の働きに異常が生じることで、痺れなどの症状が発生します。

重症化または長期化すると、神経への血流が乏しくなり、回復がされないほど神経がダメージを受けてしまうとされています。

では、神経を締め付けは具体的にどういった病態によって、どの部位で起きるのでしょうか。

代表的なものを見ていきたいと思います。

上半身の神経症状

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎(首の骨)の間でクッションとして働く椎間板という組織が潰れて、椎間板の中にある髄核(ずいかく)というゼリー上の組織が飛び出すことを頸椎椎間板ヘルニアと呼びます。

飛び出した髄核により神経の一部が圧迫されて末端の腕や手指の神経症状が生じます。

脊柱管狭窄症

背骨の中を通る脊髄から神経が出ていくところで、背骨の変形やヘルニアなどにより神経の出口が狭くなり神経に圧迫が生じて神経症状が起こります。

ヘルニアと応用に腕や手指に症状が出る場合が多いです。

胸郭出口症候群

首の斜角筋、胸の小胸筋と呼ばれる筋肉が硬くなることでそれらの筋肉の間を通る神経が締め付けられて症状が生じます。

腕から手にかけての神経障害や血流の低下を引き起こします。

外側四辺間隙

肩の後ろから腕の後方の痺れやツッパリ感は外側四辺形間隙という部位の問題かもしれません。

具体的には上腕三頭筋大円筋小円筋などの筋肉の硬さが原因となります。

肩から腕の後面から前腕の外側に神経症状が発生します。

肘部管症候群

「ちゅうぶかん」症候群と読みます。

肘の内側の部位で神経の締めつけが起こるものを指します。

前腕の内側から小指・薬指の神経症状、握力の低下などが生じます。投球によって痺れが生じる場合は肘部管症候群かもしれません。

下半身の神経症状

腰椎椎間板ヘルニア

首と同様に、腰椎の椎間板から髄核が飛び出ることで神経を圧迫します。

以前は「ヘルニアは治らない」とされていましたが、近年の研究では髄核の突出の仕方によって分類がされて、自然と吸収されて治るものと、手術しなければ治らないものが分類できるようになってきました。

また、ヘルニアは画像検査で見つかった場合に診断とされることが多く、必ずしも症状と一致するものでは無い場合があります。

また、ヘルニアという診断に対しても運動療法はとても有効です。

神経症状はお尻から足にかけてに生じることが多く、神経症状の部位を確認することでどこでヘルニアが起きているかを推測することが出来ます。

梨状筋症候群

梨状筋(りじょうきん)とはお尻の部分にある筋肉で、この梨状筋の間を坐骨神経という大きな神経が通ります。

坐骨神経痛の原因となる筋肉です。

この部位で神経の締めつけが起きると、お尻から太ももの後面、ふくらはぎにかけて神経症状が発生します。

以上は代表的なものであり、他にも神経症状を引き起こす部位は無数に存在します。

病院での情報も参考にしながら、症状の原因はどこにあるのか考えて適切なアプローチを検討していくことが大切です。

痺れ・神経症状を放っておくとどうなる?

痺れ・神経症状を我慢してそのままにしておくことは、神経のダメージ筋肉の萎縮という2つの観点からとても危険です。

まず、神経のダメージについて説明します。

冒頭でもお伝えしましたが、神経は損傷によって修復できないダメージを負うことがあります。

神経の損傷には、①一部分のみ損傷すること、②一部分から末端まで全て損傷してしまうことの大きく2つのタイプに分かれます。

「①一部分のみの損傷」の場合でもその範囲によって修復までの時間が必要になります。

「②一部分から末端まで全て損傷」の場合ではその修復は難しくなりますし、損傷が起きている部位がカラダの中央に近いほど、広い範囲で神経症状が生じることになります。

症状を我慢するほど、広い範囲での損傷に繋がりやすいために、神経症状に対しては出来るだけ早めの対応が必要です。

次に、筋肉の萎縮という観点について説明します。

人間の身体は痛みなどの症状を感じると「カラダの動かしたくない!」という指令が脳から発生して、筋肉の萎縮が生じるとされています。

筋肉の萎縮とは、筋肉が衰退して筋量が減ってしまい、機能しなくなることを表します。

症状を我慢している期間が長いほど、筋肉の萎縮は進行してしまい、正常に機能するまでの時間が必要になります。

上記、2つの理由から神経の症状は諦めずに出来るだけ早めの対応が必要です。

しびれ・神経障害に対する一般的な治療

病院や治療院などでは、多くの場合痺れなどの神経症状に対して電気治療や投薬などの対応をする場合が多いかと思います。

症状を抑えるために投薬などの医学的な対応は効果的です。

また、治療院などでは神経を締め付ける筋肉に対してのマッサージなどの治療をする場合もあるでしょう。

その対応自体は悪くありませんが、「なぜ神経の締めつけが起きてしまったのか」その原因にアプローチしない限り症状は繰り返してしまう結果となります。

しびれ・神経症状に対する当院での対応

具体的に原因とは何に当たるのでしょうか?

他院では締めつけが起きている部位を「緩めること」を“原因の改善”と呼んだりしていますが、ATサロンではそれだけでは真の意味での改善にはならないと考えます。

例えば、先述した胸郭出口症候群という病態では、首の斜角筋という筋肉が緊張してその間を通る神経が圧迫されることで神経障害が生じます。

その緊張をマッサージでほぐすことで、症状は一時的に改善するかもしれません。

しかし、「緊張」を引き起こしてしまった原因に関しては何らアプローチは出来ていないのです。

緊張を引き起こした原因は、背中の筋群の機能低下であったり、胸周りまで含めた硬さによる姿勢の悪さだったり、呼吸の問題などになります。

ATサロンでのセッションは、原因となる身体の機能を正確に評価することから始まります。

その上で、スポーツマッサージを中心としたプロアスリートと同じ施術で症状を改善していきます。

そして、運動療法などを用いて、原因まで踏み込んだアプローチを提供します。

手足のしびれ・神経症状でお困りの方はスポーツ整体 ATサロン恵比寿 へご相談ください

ATサロンは恵比寿 駅徒歩2分のスポーツ整体 です。

プロのトレーナーが整体と運動療法によって、マッサージだけでは治らない症状に対して原因から改善します。

併せて、ご自身で出来るケアをお伝えして、ずっと使えるコンディショニングの知識を身に付けていただきたいと考えます。

痺れなどの神経症状でお悩みの方はLINE公式またはお電話にてご連絡ください。

Zoomでのオンライン相談も初回無料で行っております。

この機会にご利用ください。

恵比寿 スポーツ整体
ATサロン
中原啓吾

そのほかの症状でお悩みの方はこちら

ここからスマホデザイン

そのほかの症状でお悩みの方はこちら